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1月1日(日) 日本列島を大寒波が襲い、北陸・東北地方は例年にない大雪。関東地方も寒い正月となった。
ずしりと重い元旦の新聞。近くのコンビニで毎日新聞と東京新聞を買う。新聞の個性や姿勢は元旦の紙面に余すことなく表れる。どの社も正月特集には全力投球するから。毎年12月後半になると紙面に精彩がなくなるのは、ベテラン記者たちが新年号の仕事で忙しいから。随分昔のことだが僕の経験ではそうだった。それだけに元旦の特集には期待が大きい。
しかし、手にした新聞のなんとつまらないことか。特集や連載企画にも見るべきものがない。ページ数だけは多いが中味もなければ、思想もない。壮大なるゴミの山。雑誌『放送レポート』の座談会で、ある記者が「いまのマスコミは『マスコミ』ではなく『マスゴミ』だ」と言っていたが、新年号の新聞を前に合点!
1月5日(木) 去年の夏ごろから、時々心臓が締め付けられるような自覚症状あり。掛かり付けの医師が紹介してくれた専門医を訪ねる。診断の結果は狭心症。「放置しておくと心筋梗塞になる恐れがある」のでカテーテル検査を受けるよういわれる。残念だがすべては予想通りだ。
カテーテル検査は危険性が拭えないので、他に方法がないか医師に聞くも、それ以外に道はないとのこと。この検査で患者が死んだと報じられたのはつい1〜2ヶ月前だったか。以前早逝した友人の津野創一も、カテーテル検査の失敗が原因といわれていたし…。
医師は「やるやらないは本人次第」、と突き放すような言い方。検査しないと治療の方法がない、というので受けざるをえない。17日に入院決定。9日に予定していた沖縄入りは当分延期に。
不幸が重なった。正月のお節料理がたたって、血糖値が跳ね上がってしまった。毎食前の数値が250前後。「即入院」といわれても反論できない値だ。甘いものなどの間食を慎もう。
1月7日(土) きょうも寒い。千葉の最高気温は3・6℃とか。まるで冷蔵庫の中だ。寒気に触れると心臓が不安なので、外出を控え読書三昧。
山田輝子の『ウルトラマンを創った男』(朝日文庫、1997年刊)を再読。来月那覇で開かれるシンポジウム『金城哲夫 再び。』のパネラーを頼まれているので、いわば〈予習〉のため。
あす以降は、前から読みかけのままになっている竹内浩三の『戦死やあわれ』(岩波現代文庫)、保坂正康の『「特攻」と日本人』(講談社現代新書)などが“出番”を待っている。
いま、日本は間違いなく“新たな戦前”の道を突き進んでいる。日常にマヒしないために、常に真っ当な精神を培い続けねばならない。「時代」に流されぬ努力が必要だ。
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