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2006年5月28日(
)

日々折々

ルオーの「母親に忌み嫌われる戦争」
(佐喜真美術館 所蔵)

  5月20日(土) ・午後、浦添市のJICAで開かれた「ふれあい講座」で、ベラウの話があると聞き出かけた。気になっているベラウの近況が少しなりとも分かれば、と思ったのだが、狙いが外れる。
 クイズをしたりパラウアンダンスをみんなで踊ったり。つまり異文化に触れ、楽しむ集い。参加者は戦前のパラオ移民体験者や地域の親子連れなど。途中で退席。

 5月25日(木) 竹富島在住の若き陶芸家・水野景敬さんとパートナーの暁子さんを囲む佐喜真美術館スタッフの夕食会に招かれ、恩納村のサキマ・アート・レジデンスへ。
 景敬さんの竹富島暮らしはすでに11年。暁子さんは 6年目という。南島の太陽と潮風にやかれた二人の健康な笑顔がいい。すき焼鍋を囲み、深夜まで歓談。良き友らと飲む酒は旨い。
 レジデンスに一泊、早朝激しい雷鳴で目を覚ます。今年の梅雨は陽性型か。忘れたころに大雨が襲う。

 それにしても、水野さん夫妻が暮らす竹富島は、八重山諸島のなかでも気位が高く、一言居士の多い島。島の人口の過半数がすでに他府県出身者とはいえ、うまく溶け込んで暮らすのは容易ではないだろう。
 ヤマトンチュとしての正も負も引き受けて生きることだ。好んで住みついた島なのだから…。

  5月27日(土)
インドネシア・ジャワ島のジョグジャカルタ近くで強い地震があり、多くの被害が出ているとテレビは伝えている。発生から 1〜 2時間しか経っていないのに死者の数は50人近いという。大被害の余兆。

 ジョグジャカルタは2度目のインドネシアの旅で訪ねた感動の聖地。仏教遺跡ボロブドールや、マラタイ王朝時代のヒンズー教遺跡ブランバナンが忘れがたい。ジョグジャの街で毎日“観光の足”を務めてくれた人力車引きのススハルさんはいい人だった。地震の被害が及んでいないとよいが…。

  5月28日(日) 離沖。ほぼ1ヶ月の滞在だったが、後半は緊張感に欠け、無駄な日々を送ってしまった。幸い血糖値は“普通人”並みだが、つねに身体がだるかったので、生活が怠惰に流れてしまった。
 正午前、後ろ髪を引かれる思いで機上の人となる。
 インドネシアの地震被害はやはり甚大。死者は 1000人に上るという。他人事とは思えない。

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