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2006年11月13日()

基地はいらない


太平洋の“あけもどろ”
(10月17日、ハワイ近くで)

 11月 9日(木) 8日午後、今月から就航した那覇発成田行きのANA機で沖縄を離れる。成田経由で海外へ行く客の便宜を考えて就航した便ゆえ、乗客のほとんどは米国人。どうやら一時帰休の兵士のようだ。
 この新路線、僕の帰宅には羽田からよりも電車の乗り換えが少ないので格段に便利。今後利用の頻度がふえることになりそう。

 那覇空港のロビーで新川明氏にばったり。彼は羽田行きのANA機。ほぼ同時刻に別々のコース。同じ便なら機中でゆっくりおしゃべりできたのに…。
なにごとも良い事づくめとはいかぬものだ。

 11月10日(金) 大田区教委主催の社会人講座で「知らなきゃ始まらない!沖縄の過去・現在・未来」のスピーチ。先月来の講座つづきの疲れがとれず、少々覇気のない講演に。“受講生”が予想より少なかったことによる気合い抜けも影響ありや。

 那覇を発つとき、アパートにケータイを忘れてきた。空港へ行く途中で気づいたが後の祭り。4日後には再度沖縄入りするのでさして不自由ではないが、大事な留守電でも入ると問題だ。まあこの際「ケータイにせき立てられない生活」の良さを楽しむか。つまり「異常な日常」から「正常な日常」に戻るだけ。社会を客観視する好機とうけとめるべきだろう。

 11月11日(土) 東京・六本木の俳優座劇場で、劇団文化座(リンクへアクセス)の創立65周年公演『冬華〜演劇と青春〜』(堀江安夫・作、小林裕・演出)を観る。
 敗戦直前の1945年 6月、満蒙開拓民慰問公演のため中国東北部 (旧満州) に渡り、戦乱に巻き込まれながらも演劇の志を失わずに生き抜いた、劇団文化座の創草期をモチーフにした作品。演劇の楽しさと力、刻々と右傾化する時代への警鐘が込められた力作。帰途、居酒屋で同道の埼玉の近田洋一さんと久々の酒食。

 11月12日(日) 全国的に朝から木枯らし一番が吹き荒れ、寒い。13時10分羽田発のANA機で沖縄へ。上空から見る富士山はすっかり冠雪。冬遠からじ。

 沖縄は県知事選投票日まであと1週間。「新基地NO!」の糸数慶子候補当選のために果たして僕に何ができるか、自分が問われる1週間になるだろう。
 夜、福島県知事選で民主・社民推薦の候補が、自公推薦候補に10万票の大差をつけて当選のニュース。片や汚職/きれいな県政確立、片や基地問題と、性格は異なるが、糸数候補にプラスに働くに違いない。国民の頭越しに進む米軍再編/日本の不沈空母化、「基地をなくすために基地をつくる」辺野古の愚、そして憲法や教育基本法改悪を遮二無二進める安倍政治に待ったをかけるためにも、絶対に勝たなければならない。

 けさの琉球新報は、有権者を対象にした世論調査による選挙情勢を伝えた。当落予想は「両者互角」と、差し障りのない報道で逃げているが、びっくりしたのは予想投票率。「必ず投票にいく」「多分いく」をあわせるとなんと96・ 8%。通常10ポイントほど差し引いた数字が実際の投票率になるので、今度の選挙は沖縄では近来ない高投票率になるかもしれない。どちらにプラスに働くか、正直なところ不気味だ。

 世論調査が伝える基地問題への県民の気持ち??
 〈キャンプ・シュワブ沿岸部にV字型滑走路をつくる政府案について〉
  ・絶対に容認できない 24,8%
  ・どちらかというと容認できない 31,1%
  ・容認する, 7,8%
  ・どちらかというと容認する 26, 9%

 なお、同日報道された共同通信の調査は、〈政府案に反対 58,4%〉〈反対 20, 3%〉

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