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1月 9日(火) 防衛庁がついに防衛省に格上げされた。この国のイメージと内実は、これで完全に「ハト」から「タカ」に変わった。すでにいくつもの「戦時法」ができているので、「自衛隊」の海外派兵がいっそう現実味を増した。60年前のあの戦争の反省と教訓はどこへいったのか。 沖縄の思想家であり先輩のジャーナリスト、川満信一さんが書いた〈琉球共和社会憲法私案〉の前文を思い出す。そこにはこうあった。 <われわれはもうホトホトに(日本に)愛想がつきた。好戦国日本国民と権力者共よ、好むところの道を行くがよい。もはややれやれは人類廃滅への無理心中の道行きをこれ以上共に歩むことはできない> 1月12日(金) 正月に近くのレンタル店で借りておいたモンゴルのドキュメンタリー映画『天空の草原のナンサ』(監督=ビャンバスレン・ダバー)を観る。 1月13日(土) 『すばる』2月号が沖縄復帰35年にちなみ「オキナワの心熱」と銘打った特集を組んでいる。小説家目取真俊と沖縄女性史研究者の宮城晴美の対談や、崎先多美や岡本由希子ら4人の女性たちの沖縄文学をめぐる座談会、さらには音楽や映画まで 125ページにのぼる特集で、なかなか読み応えがあった。 沖縄の思想家仲里効さんのルポルタージュ的論考「『神々の死』の果てに」では、『だれも沖縄を知らない/27の島の物語』(筑摩書房)で書いた宮古島や大神島、久高島のルポを援用、グローバリズムの波にさらされる沖縄の〈個〉を子細にあぶり出している。 特集の最後は、95年に少女暴行事件を引き起こした3米兵の1人で、昨年8月郷里のジョージア州で女性を殺害して自殺したケンドリック・リディット(31)の「死」をめぐるルポ。 来週16日は心臓のチェック。またカテーテル検査をやらなけれはならないらしい。検査だけで済めばよいが、異常が見つかればまた施術だ。気が重い。 |