◆横浜市/河野さんより
断片的に知る沖縄をみごとに一本の線でつなげてくれた一冊、という表現が最もふさわしいのではないかと思います。私たちヤマトゥの人間にとっては、とても読みやすいというのが率直な思いです。高校生、特に沖縄を修学旅行の地とする若者には必読の一冊だろうとも思います。目にしただけで沖縄の痛みを感じるだろうし、怒りだってわいてきます。でも、それ以上にヤマトゥが失ってしまった包容力や温もりややさしさといったものが、まだまだ大切にされている島があるという事実を前にする時、だれもが日本人とは、人間とはということをあらためて考えさせられるのではないでしょうか。〜略〜
私にとっての沖縄は、長い間、島唄と沖縄料理、珊瑚礁が広がる海というのがすべてでした。そんな私が、沖縄と正面から向き合うようになったのは、本の中にもありましたが、'95年9月4日のできごとからです。〜略〜
沖縄は私たちヤマトゥの人間にとっては、まだまだ遠い存在、というのがほんとうのところだろうと思います。沖縄を切り捨てて何の痛みも感じない感覚が、子どもたちのいじめや荒れ、キレる心にも通じると見るのはうがった見方でしょうか。〜略〜 (2000年6月9日)
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