『琉球新報』のあしゃぎより 2002年(平成14年)4月12日
鳩間島の学校存続をめぐる人々の葛藤を描いたドキュメンタリー『子乞い』を原案にした尾瀬あきらさんの漫画『光の島』(「ビックコミックオリジナル」連載)が好評で、単行本も2巻が出た。作品の独り歩きを喜ぶ森口豁さんは、「NHK
FMでドラマになるし、映画化の話も来年春公開に向けて準備が進んでいる。20年前の沖縄のひとつの島の話だが、単に過疎問題だけでなく、子供が行き場を探すという教育の問題も含んでいて、だんだん現代的意味を持ってきたようだ。このように2次利用、3次利用されるとやりがいがあったなと思う」と話す。
離島にかかわる仕事が多い。沖縄戦末期の石垣島で捕虜の米兵が惨殺された「石垣事件」を扱った『最後の学徒兵』も、文化座が演劇にして反響を呼んだが、来年夏、沖縄でも上演される。
「ネガを整理していたら1966年に取材した久高島のイザイホーのカラースライドが150点出てきた。今年は来年イザイホーがある年だし、復帰30年だから」と『週刊金曜日』で紹介する予定だ。同誌の離島ルポは月1回のペースで続く。千葉と沖縄を往復しながら、離島にこだわり続ける。
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