(前略)私達この沖縄はアメリカの基地があります。いやアメリカの中に沖縄の基地がある状態です。
まどから外をながめればはげ山。道を歩けば外人でいっぱいです。夜はよっぱらいが出て、道行く人々をなぐったり、夜の女達の笑い声、夜道を安心して歩いたことはありません。
授業をしている時もひっきりなしにばくおんで、やかましくて勉強はできません。
(中略)終戦11カ年。本土から切りはなされた私達はほんとうにさびしいのです。同じ血をわけた兄弟どうしが、いつまでも違った道をあゆまなければいけないでしょうか。私の小さな頭では考えることが出来ません。
道にまよった小鳥は親のひざ下にかえすのがあたりまえではありませんか。(中略)日本に復帰して、全住民が手に手に日の丸を持って旗行列の出来る日をゆめに見てがんばります。
7月5日朝日新聞より
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01 詩「病魔」・ 私達の道 02 解説 NHK論説委員 小秋元隆一 03 作文「ほんとうに淋しい」 04 詩「帰らぬ御魂」 05 私の叫びを 06 愛する土地を守る 07 詩「故里」 08 第2号の編集を終って |