沖縄に深い愛情を
皆様方の盛り上がりを期待して

 東ヨーロッパはじめ日ソ交渉、砂川問題など、国内は云うまでもなく、世界は大きく動揺しておりますが、沖縄問題は政府で取り上げてからすでに4ヶ月にもなるのに、ちっとも進歩してない様です。政府が冷却期間をおくと云ったきり、まるでそれで終ったかの様に、積極的な活動をしてないのが残念です。しかしどうあろうと私達はいつまでも沖縄に深い愛情をそそぎ続けます。例え私達が沖縄の祖国復帰の直接の力にならなくとも、同胞80万人の生命が宿る大平洋の孤児 "沖縄" に関心を持ち、見守っていきます。

 先日、私のところへ2人の都内高校生が来て、沖縄のことに関していろいろと話し合って帰りました。中で、その2人の学生は異口同音にして云っておりました。「今貴方達のやっている沖縄研究会の仕事を早く大きな高等学校全体としての盛り上がりにしたい、少くとも東京都内だけでも代表が集まって組織化して考えてゆきたい」と。確かに私達の第一の望みもそれなのです。ほんの少数の私達がいくら声を大にして叫んでもその力は知れています。もう私達が沖縄を"観て来た"などと云う特権はすたれています。今やこの問題は日本人の誰でもがやらなければならぬものだと思います。私達の作る数少ないパンフレットが貴方達の学校で、生徒会でどの様に扱われているかも知らずに私達は次々と発行していますが、きっと何らかの形で仕事のたしになっていると思います。事実最近はあちこちの学校で資料の提供を願われて、私達はきりきりまいをしています。どうかあの悲惨な沖縄の姿を多数の人々に訴えて下さい。
 私達も出来る限りの協力を惜しみません。

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01 沖縄に深い愛情を 02 現地学生の叫び 03 沖縄に新しい勇気と決意を 04 "せめても"と云うこと 05 沖縄を知るために 06 楽譜「谷茶前節」 07 第2次図書募集について 08 沖縄の友と文通しよう 09 編集を終えて 10 会計報告

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