表紙へ】【沖縄通信】【近い昔の旅】【沖縄ミニ情報INDEX

沖縄通信 No10

沖縄の悲しみ再び…

 沖縄で米兵による事件が再発しはじめた。今月10日に金武町で女子高校生がわいせつ事件に遭遇。14日には国頭村で,客のけんかの仲裁に入ったスナックの女性経営者が米兵に殴られけがをする事件が起きた。昨年7月の「沖縄サミット」時に出された米兵の夜間外出禁止令が解除されたばかりの事件である。

 沖縄の新聞やテレビニュースは連日この問題を詳しく報道,米軍に軍規の徹底を促す一方,政府の取組の弱さを追及している。県議会は1月19日,「米兵力の削減」を盛り込んだ意見書(抗議決議)を,全会派一致で採択した・"沖縄の怒り"は我慢の限界を超え頂点に達している。

 ところがどうだろう。国はそうした沖縄の痛みを真正面からとらえるどころか,新たな基地建設(普天間基地の辺野古移設)計画を着々と進めるありさまだ。16日に首相官邸で開かれた「代替施設協議会」では,新しい基地の建設工法3案を提示,計画を遮二無二推進する構えである。基地の存在が続く限り事件・事故は減らないと,沖縄が言いつづけてきたのにである。

<沖縄通信>,今月は拙書『沖縄 近い昔の旅』の中からあとがき(一部省略)を改めて紹介する。私たちは<沖縄>とどのように立ち向かえばよいのかを考えるよすがにしてもらえれば幸いである。

*『沖縄 近い昔の旅』あとがきより <大の虫>と<小の虫>
 

←前の号へ ◆ 次の号へ→

←月刊・沖縄通信indexへ戻る

表紙へ】【沖縄通信】【近い昔の旅INDEX】【沖縄ミニ情報INDEX
Copyright(c)1999-2001 Katsu Moriguchi ALL RIGHTS RESERVED.