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沖縄通信 No15

2001年7月19日 緊急アピール

大田昌秀さん当選おめでとう!

●"沖縄の声"を国政へ

 今月29日投票の参議院選挙に沖縄の私の友人2人が立候補、酷暑の中で厳しい選挙戦を闘っています。2人とも、地盤・看板・カバんとは無縁の異境の地で、<沖縄>を前面に押し出しての闘いです。

一人は旧年来の友人・新垣重雄(あらかき・しげお)さん。もう1人は皆さんご承知の大田昌秀(おおた・まさひで)さんです。

 選挙区と公認・支持政党は、新垣さんが東京選挙区=沖縄社会大衆党。大田さんは比例代表(昔の全国区)=社民党です。

 東京選挙区は各党が「大物候補」を擁立、人とカネを注ぎ込む激戦区です。知名度、組織力の無い新垣さんが「不利」を承知で立候補したのは「沖縄問題の全国化」。つまり、戦後半世紀以上も"基地の重圧"に苦しみ続ける沖縄の現状を本土の人々に直接訴え、日本全体の課題にしない限り、沖縄も日本も良くならないと考えたからだと言います。(写真:新垣さん本人の沖縄の三線と唄ではじまったJR新橋駅前でのアピール。2001.7.19)

 比例区から立った大田昌秀さんは1990〜1998年迄沖縄県知事を務め、基地問題で国に「異議申し立て」をしたことはまだ記憶に新しいところです。しかしこの5年、沖縄の血を吐くような叫びに国は何一つ応えぬばかりか、名護市や浦添市に新たな基地を作る手続きを着々と進めています。

 立候補にあたり大田さんは「日米安保条約を改め、人間の総合的安保」を構築することを訴えています。そのことで「基地のない沖縄、主権国家としての誇り」を日本が取り戻すことになるというのが大田昌秀さんの持論です。

 今、この国ではマスメディアによって異常なまでの「小泉人気」が作り上げられています。アジアに背を向け、盲目的なまでの対米従属に突き進むこのような政治を許したら日本は国際的信用を失うのは必至です。政治家をタレント化し、無批判、無原則に祭り上げることをやめないこの国のマスメディアを見ていると、ファシズムはこうして作られていくのでは、という恐れさえ感じます。

 日本に正気を取り戻すために、こんな時だからこそ冷静に生きたいものです。

 <沖縄>を考え、<沖縄>と共に生きることは、きっと私たちの精神を豊かにしてくれる......。私は常々こう考えています。今回の衆議院選挙を機に<沖縄>のことを少しでも考えてもらえればと思います。新垣さんと大田さんに力を!

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