沖縄県立平和祈念資料館

「平和祈念資料館の設立について」より

 この戦争の体験こそ、とりもなおさず戦後沖縄の人々が米国の軍事支配に抗しつつ、つちかってきた沖縄のこころの原点であります。"沖縄のこころ"とは人間の尊厳を何よりも重く見て、戦争につながる一切の行為を否定し、平和を求め、人間性の発露である文化をこよなく愛する心であります。(写真は現在の沖縄県立平和祈念資料館)

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 1975年6月に沖縄海洋博覧会の開幕に間に合わせて開館した。しかし展示内容が県民不在・軍隊中心との批判が各界からおこり全面的な展示改善作業をおこない1978年10月に完成した。

 展示内容は「沖縄戦への道」「戦場の住民」「証言の部屋」「収容所から」の4部構成。展示場の最後に石版に彫り込まれた「アピール文」がある。

・所在地/糸満市摩文仁/Tel.098-997-2874
・開館/月曜と年末年始以外/午前9時半〜午後4時半

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 2階建ての1階は第1展示室。一歩足を踏み入れると、赤錆びた小銃や機関銃が水筒や鉄兜や軍靴などとともに積み上げられているのが目に飛び込んでくる。「戦さ世の傷痕」と題したオブジェである。
 この部屋には召集令状(通称、赤紙)や軍の機密文書、ひめゆり学徒の手記なども展示されているほか、沖縄本島の立体図とナレーションで沖縄線の戦闘経過が見聞きできる。
 2階の展示室の大半は戦争体験者の証言記録の展示に当てられている。また館内には、住民の避難経路を地図に書き込むコーナーも設けられている。(近い昔の旅 P.62)


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