遣唐使文庫
中国の学生、教師のみなさん、教育にたずさわる関係者のみなさん、ジャーナリズムにかかわるみなさん、こんにちわ。
私たちは、今年の春、日本の奈良から、上海を経て、楊州から西安まで1500キロ全行程をを徒歩であるいた「平成の遣唐使」(朝日新聞主催、フェリシモ後援)から生まれた「フェリシモ遣唐使文庫」を作るために訪中いたしました。この旅の過程で私たちは中国の多くの人々と友人になりました。
また、この「平成の遣唐使」の旅を通じて、中国の若い人々が燃えるような情熱を持って学問にいそしまれている姿をまのあたりにし大変感動いたしました。
とりわけ各地にできている日本語を学ぶ教室では、多くの中国人の若い生徒たちが真剣に日本語を勉強して下さっているのを見て大きな驚きと喜びを感じました。
私たちの旅は、ちょうど、日本が中国に対し、侵略戦争をおこない多大な損害を与えてしまった時代が終わってから50年目におこなわれました。私たち戦後世代にとっても忘れることのできないあのような戦争を2度と起こさせてはならない、そのためにも両国人民の友好の絆を21世紀に向けていっそう強めなければならない、と思っております。そのためにも、その架け橋となる人びとがまなぶ学校や図書館に本を贈ろう、とこの「フェリシモ遣唐使文庫」計画を立てました。現在この計画はフェリシモ社に事務局を置き、賛同者600人からの寄付によってスタートしたばかりです。今は、まだまだ小さな力ではありますが、私たちはこの運動を日本中にひろめていきたい、と願っています。
今回は、そのお約束を果たすために第一回の配本をするために貴国に参りました。また、私たちは「平成の遣唐使」で中国の楊州から西安にいたるまでの間に撮影した、貴国人民との友情にあふれる交流を撮影した写真展を計画しております。この実現に、ご協力いただければ幸いです。
さらにもし可能ならば、近い将来、中国の日本語を学ぶ学生と日本の青少年による「少年遣唐使計画」を実行したい、と願っています。これは中国のかって、私たちの祖先が「遣唐使」として歩いた道を、日中の青少年が一緒に歩き、語り合おう、というものです。どうか関係各方面のご支援をお願いいたします。
*
フェリシモ遣唐使文庫計画の目的と概要
日本の有志の寄付によって、中国の学校(小学校、中学校、高等学校、大学)に中国語や日本語、あるいは英語などの本を今後継続して贈る。* 中国各地にある日本語学習をおこなっている学校に必要な教材を贈る。* 事務局はフェリシモ内におき、朝日新聞社が後援する。* 日本語の本は日本で調達するが、中国語の本は中国側に事務局をおき、そこで選んで貰う。* 対象の学校は、現在18校だが、需要と資金によって次第にふやしていきたい。
なお私どもは1995年10月**日、当地の****学校を訪問する予定です。ご質問がございましたら*****までお問い合わせ下さい。
芬理希夢遣唐使文庫実行委員会