週刊うさぎ日記


11月 第3週

18日

 陶芸家の親川正治(唐白)氏の作品集出版(銀河の世界)&創造展正会員推挙の祝賀会が沖縄市で開かれた。舞台で挨拶している人の姿が見えないほど大勢の人が詰めかけていた。

 本の帯には,作陶25年のあゆみ=土に星をうつ=とあり,創造美術会陶芸部部長の山近剛(九谷焼作家)氏の「長年の試行錯誤と独自の手法で壮大なロマンを描いており,大宇宙に夢を馳せ素直な少年の心で表現されている」と推薦の言葉がある。

 本では,35点の作品や作品の工程&技法を写真入りで公開している他,生い立ちから現在に至までのエピソードや師を語る座談会を紹介している。

『親川正治 銀河の世界』おもろ出版 ¥3000

19日

 与那原町の図書館に行ってきた。国道329号線沿いの海側,与那原交差点に行く手前にある。与那原小学校の斜め向かいの建物だ。ギャラリーなどの入った複合施設の一階にある。

 館内はとても静かで,所どころ本棚が空いているのが気になったが,学校帰りの子供たちがたくさんいた。「勉強しよう」「うん,そうしよう」と小声で話しながら小学校3年生ぐらいの女の子2人が入ってきた。学制服姿の男の子4人組みは窓際に陣取り,雑誌をぱらぱらめくって時々ひそひそ話しをしている。ちっちゃな子の手を引きながら熱心に本棚を見渡している女性や積み上げた本の側で必死にメモを取っている年配の人もいた。

 「うさぎ」をキーワードにパソコンで本の検索をした。多くの図書館がそうであるようにパソコンの操作は画面にタッチするものだ。手軽でいいのだが,本や著者の名前を入力するのには面倒だ。キーボードに慣れてしまっているので,画面にタッチというのはとてもやりにくい。特に濁点は別だというのが能率悪い。キーボートで検索できるパソコンも置いて欲しい。いやいや,そういう前にまずは台数を増やして欲しい。

*写真はタオルで作ったうさぎのぬいぐるみ。カウンターに飾られていた。

20日

 本屋さんで興味深い本を見つけた。でもまずは図書館にないかと思い,宜野湾図書館へ駆けこんだ。閉館まであと15分だ。2台のパソコンの前には先客がいる。並んで待つ。一人は学生さんらしく,ベトナムのことを書いた本をどんどんメモしている。プリントアウトができれば楽なのにね,と思いつつ見ていた。もう片方のパソコンを使っているのは小学校2,3年生の女の子で,後ろに赤ちゃんを抱いた父親と母親が立っている。彼女は慣れない手つきで本の名前をインプットしている。何度も間違えて父親がやり直している。母親はあっち行ったりこっちに来たり落ち着かない。私は早く終わらないかしらと思いつつその子の側に置いてある本に目をやる。なんとインプットしている本の名前と同じではないか。検索のボタンを押すと「貸出中」と出た。それを見たその家族は「○○が借りた本だね!」と言って喜んでいる。今借りた本のデーターがちゃんと出てきて喜んでいるのだ。私はただただ呆れてしまった。その間約8分。閉館の準備がはじまり,それを告げる音楽まで流れてきた。その両親は,子供をパソコン検索に慣れさせたいと思ってのことだろう。しかし,後ろに待っている人がいることを考えてほしかった。

 鹿児島へ転勤したOさんから電話がきた。約2年半ぶりに声を聞いた。Oさんは今年も那覇マラソンでの完走をねらっている。来月会えるのが楽しみだ。

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