5月30日(日)
先日、この夏に77年の歴史に幕を下ろすデパート「沖縄山形屋」に行った。平日でお客さんは少なかった。簡単に1時間半程で全階を見てまわり帰ろうとエスカレーターに乗った。ところが、3階から2階へ降りるエスカレーターでイヤリングを落としてしまった。それも到着寸前のところだったので、落とした次の瞬間にイヤリングはエスカレーターの引き込み口に消えていった。
店員さんにそのことを告げた。私は残った片方のイヤリングを見せて、「こんなに小さいものだし諦めます。それに本物ではないし、でも思い出の品なんです...」とため息をついてしまった。諦めると言いながら、未練がましいうさぎでした。
店員さんは、閉店後に調べてみますと言ってくれた。その店員さんの親切な対応のお陰で、閉店するデパートのどこかに私の大切なイヤリングが眠っている、というのもいいかなと思えてきた。連絡先をメモしてデパートを後にした。帰宅すると留守番電話に「山形屋の◯◯です。イヤリングが見つかりました。」というメッセージが入っていた。
今日、それを受け取りに山形屋へ行ってきた。小さなビニール袋に直径3ミリの水色の玉でつくられたイヤリングが入っていた。山形屋はなくなるけど、親切な店員さんのことを私は忘れないと思う。
うさぎへのメールusagi@cyber-rabbit.com