6月8日(火)

 中国で義務教育の普及を目的に10年間続けられた「希望行程」というプロジェクトが終ってしまうというニュースを聞いた。

 「希望行程」は、貧困のため小学校に通えない子供たちを支援するため、中国青少年発展基金が1989年10月に始めた社会福祉事業。

 私は、1995年「平成の遣唐使踏査隊」の隊員で中国へ行った時、「希望行程」のことを知った。その旅で出会った中学3年生の少女は、将来は外交官になりたいと夢を語ってくれた。しかし、秋に「遣唐使文庫」で訪ねた時には「中国には教育が一番必要。貧困のため学校に行けない子供達のために働きたい。将来は教師になりたい」と話してくれた。彼女は再会の前日に上海で開かれた日本語弁論大会でその夢を発表し、みごと中国一になっていた。

 その彼女のことと希望行程のことはいつも対で思い出す。

 今後の希望行程はどうなるのだろう?気になって調べてみた。一部の地域に対しての活動やかたちを変えての援助はあるらしい。日本人グループの支援団体もあることを知った。

 *互人多(フレンド)<http://member.nifty.ne.jp/friend/index.html>は、上海在住日本人のボランティアグループのホームページで「希望工程」についても紹介している。

 *写真は福建省の小学校(1992年)

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